確かな政治手腕、豊かな政治経験で、議会の調査力と検証力を高め、市民の切実な願いを政策に結び付け、新時代の新市政を支えます。

4期目立候補に向けてのご挨拶
<信条について>

 平成19年から3期12年の議員活動を務めて参りました。
この間、多くの議員の心理信条を見て参りますと、いわゆる保守系と革新系に二分されます。保守系議員は、是々非々と言うものの、市長や行政寄りの発言が多い方々で、「会派」という議員集団を構成し、「市長応援団」と自称する人もいます。地域選出の保守系国会議員や県会議員とも近く、政策実現には国や県の施策にならっていかなくては実現できないと考えています。

 一方、私自身は革新系議員だと思っています。信条的には批判的検証を旨とし、本当に正しいか、適正か?と自問します。何事も鵜呑みにしない精神が大切と考えています。また自論を持つことが大切で、私ならこうするという代替案を持ちたいと常に思っています。
本来、地方議会に与党野党は存在せず、議会自体が、市長に対し制度としての野党だと考えます。その意味からも議会が一丸となって行政側に対峙し、監視していきたいと思います。

<選挙と議員定数論議について>

 いよいよ選挙戦になります。定員を超えることは確実のようです。
多くの議員が、考えを述べ政策を掲げることは大切なことです。
すでに出馬表明した議員から、定数削減を目指すと表明が相次ぎました。今議会では令和4年から1年以上にわたって議会改革の取り組みがなされてきました。定数報酬部会と議会基本条例部会が構成され、それぞれの素案を基に議会活性化委員会で一定の結論が出されました。
定数については、現状18名維持、報酬は、一定金額と常任委員長の手当など盛り込んだ増額案が決定しました。しかし全員協議会で覆され、定数は現状維持そのままでしたが、報酬も現状維持になり、市長諮問の報酬審議会へは、議会からの増額要望は盛り込まれませんでした。

 市民グループから、今回の選挙戦にむけて、議員定数を考える会が、候補者へ議員を「多くしたい」「適当」「減らしたい」の3択で選び、意見を求める動きが報道されました。私たち議員は先に述べたように1年以上多方面からの議論を重ね、現状維持を決めました。従って、今回の選挙では定員は変わりません。変わるとすれば、次期に条例改正が条件で、次回以降の選挙において実施されます。
求められるのは、議会に求められる役割を市民と共にじっくり協議して、決めてゆくべきです。その際、議員の実情を市民に分かってもらう必要があります。議場の机の下やメールボックスに議案の予算書を置きっぱなしにし、持ち帰らない人や、予算決算委員会の質疑に一回も発言しない議員も多くいます。一般質問すらスルーします。行政施策の課題をつかんでいませんし問題意識がないのです。
定数削減はさらにチェック機能の低下を起こすのは必定でしょう。
削減によって優秀な議員が増えるなどは根拠のない空想です。
ですから、選挙の選考材料にことさら取り上げ争点化することは、性急と考えます。市民理解が十分得られるものではありません。

 議員定数の適正と、議会とはどういう体制が良いかは大変大切なことだと思いますし、難しい問題です。次期の任期4年をかけて議会自らが決める事が必要です。

<次期に向けた取り組みについて>

さて、次期に向けた取り組みを紹介します。

①デジタル化が進む中で、置いてけぼりにならないように人の輪を作ります。地域の人づくりが最重要です。
②コミュニティーセンターの民営・地域化をすすめ、地元で運営します。地元職員を採用し、数を増やします。
③議会による「市民モニター」制度を導入し、地域課題を吸い上げます。
④議員活動の情報公開をすすめます。議員の行事参加や、質疑意見の発言内容や回数を公表します。
⑤次代の議員を養成します。地域課題を研究する中で、人材を発掘し議員を輩出していきます。

以上長くなりましたが、選挙に向けてのご挨拶といたします。なお平生の活動や意見はフェイスブックに掲載しています。ご覧ください。 野沢明夫

                          

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